『わたぼうしコンサート2024』が9月1日、長崎市の長崎市民会館で開かれ、県内151点の応募の中から佐世保祐生園の堀川奈津希さんの作品が見事、長崎県知事賞に選ばれました。
堀川さんは通所で生活介護を受けておられ、これまでの日中活動の中で取り組まれたことを次のとおり詩に歌いあげました。
がんばった 作詩 堀川奈津希
椅子に座っての活動が苦手でした。
すぐに席をはなれていました。
道具の準備が苦手でした。
片付けも嫌で泣いた事もありました。
がんばって作った作品を、手放す事も嫌で泣いていました。
それでも毎日がんばりました。
少しずつ、少しずつがんばりました。
一日がんばった後に、自分で「がんばった」と
言う事ができるようになりました。
今年、自分の作品を作品展に出しました。
飾ってある自分の作品はキラキラしていました。