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【今これやってます】5. 年間MVP

今年、キラリと輝いたスタッフはだれ?      理事長 宮内図南雄

「年間MVP」を決める季節がめぐってきました。長崎博愛会は去年から、年間MVPの取り組みを始めました。業務部門と地域活動部門について、三つの事業所から推薦してもらいました。

なぜ、年間MVPを始めたかというと、スタッフの仕事ぶりはもっとたたえられていいと思ったからです。「仕事だから当たり前」ではなく、すばらしい仕事ぶりはみんなの前で大きな拍手でたたえたい。そんな思いでした。

ふたを開けてみると、個人かチームかの違いこそあれ、どれも利用者様を喜ばせて笑顔にした取り組みばかりでした。MVPは本来なら一人ですが、私たちは順位をつけずに複数の個人・チームをそれぞれMVPと位置づけています。「私たちはあなたを誇りに思います」。小さな楯にはそう刻まれます。賞金はありません。

表彰後、ご家族がとても喜んだという声をたくさん聞きました。チームで受賞した職場は、モチベーションが上がったとも。楯を飾った場所で多かったのが、テレビのそばでした。

長崎博愛会は今年、「利用者様を喜ばせる日本一」を目指すことを掲げて活動を始めました。この活動は今後、私たち法人の大きなビジョンとして、未来に向かって展開します。実は、この活動につながる直接のきっかけになったのが、年間MVPでした。利用者様を喜ばせることを、もっと組織的に、もっと意欲的に深めたいと考えたからでした。

2回目の年間MVP候補が今、各園から出そろいつつあります。今年は、だれのどんな仕事ぶりが利用者様を笑顔にしたでしょうか。年間MVPを決めて新しい年へ向かいます。