1杯のコーヒーで皆さんを笑顔に 佐世保福寿園管理栄養士 力岡亮

コーヒーを味わっていただく「喫茶ふくじゅ」は、昨年4月にリスタートしました。実は、かつてはこうした時間がありましたが、コロナの影響により長年中止となっていたのです。職員がドリップコーヒーを淹れて提供するこの取り組み。約70名の入所者様を半数に分け、月に2回開催、入所者様に喜ばれています。
バイクに乗る私は、景色の良い場所に行ってそこでみずからコーヒーを淹れるのが好きです。小さなバーナーで湯をわかして景色とともに味わう1杯のコーヒーは最高です。コロナが5類感染症になったこともあり、おいしいコーヒーで入所者様を喜ばせられないかと考えたことが、コーヒーの時間を再開したいと提案するきっかけとなりました。

どうやったら入所者の皆さんにくつろぎの時間を提供できるか、職員と検討を重ねました。コーヒーを飲まない方にはジュース類を用意し、ケーキやお菓子も提供しています。会場にはゆったりしたジャズを流し、職員もカフェ店員に扮するなど少しずつバージョンアップをはかってきました。普段とは一味違う雰囲気作りを心掛けています。

1杯のコーヒー。その力は、やはり小さくありませんでした。おかわりを求められると、うれしくなります。「とても美味しかったよ!」と声をかけていただくことも少なくありません。皆さんの笑顔を見ることは、食に携わる私自身の活力、生き甲斐にもなっています。春になったら、景色の良い場所へドライブしてそこでコーヒーを味わってもらう案もあります。入所者様を笑顔にするために、これからも様々な取り組みにチャレンジしていきます。



