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【佐世保祐生園】「初挑戦!米作りプロジェクト」穂が出てきました!🌾

佐世保祐生園は、今年度より新たな挑戦として「米作りプロジェクト」をスタートさせました。7月9日、農耕班の利用者様と職員が一丸となって、施設内のビニールハウスに設置した田んぼで田植えを行いました。池田副主任の綿密な計画のもと、ハウス内は30度を超える暑さでしたが、こまめな水分補給と休憩を取りながら、皆で協力して苗植え作業を無事完了することができました。

田植えから1ヶ月が経過した8月上旬には、稲が青々と美しく成長し、太陽の光を浴びて気持ちよさそうに揺れる姿を見ることができました。利用者様と職員が毎日の水の管理や草取りなどの手入れを丁寧に続け、「大変だけど楽しい」という声が聞かれるようになりました。

そして9月を迎えた現在、ついに待望の穂が出始めています。小さな粒々が並んでいる様子を目にした利用者様からは「お米になってる!」「重くなってきたね」と驚きと喜びの声が上がり、毎日の観察がより一層楽しみになっています。利用者様の誇らしげな表情を見ていると、この取り組みの意味深さを改めて感じることができます。

10月中旬頃には収穫を予定しており、念願の「佐世保祐生園米」でおにぎりを作って、皆で一緒に味わう日が待ち遠しく思われます。この米作りプロジェクトを通じて、利用者様に新たな体験と達成感を提供するとともに、食への関心や自然との触れ合いを大切にした支援を継続してまいります。