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【佐世保祐生園】手作りの干し柿、甘味まろやか😋

昨年秋に園内で実った柿をもらい、寒風にさらして干し柿を作りました。園内の柿は2種類。丸い形のものとやや細長い形の柿があります。ピーラーで皮をむいた後、ひもでハンガーにつるし、ベランダに。雨が降ると、洗濯物のように取り込んで室内に避難させました。そうやって、ときどき実を手でもみながら1カ月以上待ちました。

年末、できた干し柿を食べました。まず、細長いほうを一口。実はしっかり乾燥していて、ほのかに甘さが広がります。続いて、丸い方を食べると、こちらは中が熟したようにゼリー状でまろやか。細長いほうよりも甘さがしっかりと味わえました。

干し柿は平安時代の書物に菓子として記載されており、日本では古くから親しまれてきたそうです。緑茶と一緒にいただきながら、千年以上昔の人たちもこうやって味わったんだろうな、と感じました。

園内の柿の木には年末、まだ20個ほどが残っていましたが、メジロたちによって次々とついばまれ、年明け4日に最後の1個がなくなりました。