12月1日、利用者様8名と引率職員4名で、大相撲佐世保場所へ行ってまいりました。この日を心待ちにされていた利用者の皆様は、朝から期待に胸を膨らませ、会場へと向かいました。

会場に到着すると、まもなく土俵入りが始まりました。地元平戸出身の平戸海関が登場すると、会場の皆様から大きな声援が送られました。続いて、新大関の安青錦関の堂々とした土俵入りに、会場全体が引き込まれるような雰囲気に包まれました。
そして、横綱豊昇龍関の横綱土俵入りでは、その威厳ある所作と迫力に、会場は最高潮の盛り上がりを見せました。力士たちの鍛え抜かれた身体と、凛とした佇まいを間近で見ることができ、利用者の皆様の目は輝いていました。

普段からテレビの大相撲中継を楽しみにご覧になっている利用者の皆様にとって、この日は特別な体験となりました。実際の土俵の迫力、力士の息遣い、会場の熱気、そして四股を踏む音まで、テレビでは味わえない臨場感に大興奮されていました。その後の幕内の取り組みでは、一番一番に歓声を上げたり、真剣な表情で見入ったりと、最後まで熱心に観戦されました。

長崎博愛会は「利用者様を喜ばせる日本一」を掲げ、お一人おひとりの願いに寄り添うプロジェクトを展開しています。
今回の大相撲観覧も、その取り組みの一環として実現いたしました。これからも利用者の皆様の笑顔のために、一人ひとりの想いに耳を傾け、様々な活動を続けてまいります。
今回のような貴重な体験を通じて、利用者の皆様の日々の生活がより豊かで充実したものになるよう、法人全体で支援してまいります。


