12月16日、特別養護老人ホーム佐世保福寿園は、当施設で最高齢となられる108歳の入所者様の外出支援を行いました。
ご本人様とご家族様から、「元気なうちに、これからも時々外食を楽しみたい」とのご希望があり、その思いに寄り添うかたちで、定期的な外出支援を計画・実施しています。今回訪れたのは、施設から車で約10分の場所にあるお食事処「一魚一会」。以前からお気に入りのお店で、この日も楽しみにされていました。

お刺身と天麩羅がセットになった御膳を前にすると、「美味か~、美味か~」と嬉しそうに声をあげられ、終始笑顔で召し上がられました。食事は15分ほどで完食され、その変わらぬ食欲に、ご家族様も大変喜ばれ、「この様子なら来年も元気に過ごせそうですね」と、ほっとされたご様子でした。
ご本人様に長生きの秘訣をお聞きすると、「やっぱり、美味しいものを食べることたい」と穏やかに話され、「また来年も、ここで美味しいものを食べたいですね」と、次の楽しみへの言葉も聞かれました。

長崎博愛会は、『利用者様を喜ばせる日本一』を目標に掲げ、お一人おひとりの「したい」「続けたい」という思いを大切にした支援に取り組んでいます。これからも、日常の中に笑顔と喜びの時間を重ねていけるよう、心を込めた支援を続けてまいります。


