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【私、実はアーティスト】④「おいしかった!」

美術教室が26日にあり、利用者様9人が参加しました。講師の出口知利先生はいつものように、席を回りながら一人ずつ言葉をかけていきます。そんな出口先生の言葉を拾ってみました。

「好きな色を使いましょうか、いろんな色をパレットに置きますね」

「ここに虹を描きましょうか・・・、そう、そういいですね、もう1本いきましょう」

  

「うん、一つひとつはきれいよね。このまわりのところをどうにかしたらと思うけど、どうしたらいいと思う?」

「点で色を付けていくのはどうですか、ほら、こんなふうに」

「わー、よくなりましたねー」

  

いつも、画用紙全体に色を塗り尽くす方を見て、「うーん、どうしたら形を描いてくれるかなあ・・・」と考え込みます。これまでずっと物ばかり描いていた方が、今回初めて人間を描いたことに気づくと、「おーっ!」と表情が明るくなりました。

  

途中、おやつとして焼きいもをいただきました。最後は、みなさんで出口先生にあいさつして終了しました。スタッフが「今日、楽しかった?」とある利用者様に尋ねると、こう返事がありました。

「おいしかった!」