施設の「今」細やかに発信 佐世保祐生園事務員 山口雄三

私たち長崎博愛会は、7月末にInstagramとFacebookを開設し、法人ウェブサイトと連動した情報発信を始めました。
これまでに、SNSは80本の投稿をアップロードし、フォロワー様数はこの11月、おかげさまで400を超えました。当法人の障害者支援施設「佐世保祐生園」と「平戸祐生園」、特別養護老人ホーム「佐世保福寿園」での利用者様の日常の様子や、季節ごとのイベント、園で飼っている柴犬の表情など、温かみのある日常を発信しています。たとえば、米作りでは田植えから稲の成長、収穫、食べるところまでをフォロー、施設の「今」を丁寧に発信するよう心がけています。

これらの投稿は長崎県内をはじめ、日本全国の多くの方々からフォローや「いいね!」をいただけるようになりました。保護者の方からちょっとしたコメントをもらえるととても励みになります。私たちの活動への理解と共感の輪が広がっているのでは、とうれしく思っています。柴犬モモの投稿については、海外からも反応がありびっくりしました。
特にうれしい変化として、SNSを強化してから若い職員の入職があり、「法人ウェブサイトやSNSをよく見て応募しました」という声をいただいています。正直なところ、当初はSNSの効果について半信半疑でしたが、今ではその影響力の大きさに驚いています。反響の大きかった投稿を法人内の広報紙で紹介する取り組みも始めました。今後も利用者様の笑顔や職員の想いを大切に、温かな情報発信を続けてまいります。


